弊社マネージングダイレクターである原田光亮は伊藤忠商事プロジェクトリーダーの石井友章氏と共に在京セルビア大使館を訪問。アレクサンドラ・コヴァチュ在京セルビア特命全権大使と面談をし、事業の進捗状況につき説明、今後の協力について意見交換をしました。
原田よりコヴァチュ大使に対し、これまでのセルビア政府及びベオグラード市の本事業に対する支援及び協力について感謝の意が伝えられ、昨年開始されたインテリムサービスの状況につき説明がなされました。ベオ・チスタ・エネルギア社は本年11月に廃棄物発電設備の完成と完全操業の開始を見込んでおり、これにより廃棄物をクリーンエネルギーへ転換、ベオグラード市民へ電力・熱供給ができる様になる事、また本事業は廃棄物管理システムの改善にとどまらず、温室効果ガス削減を含む環境保護といったSDGsへの幅広い貢献が可能となる事についても説明、本事業は2022年のセルビアと日本の友好関係140周年を象徴するものとなると説明しました。
コヴァチュ大使からは、地域でも意義のあるこのプロジェクトを通じて、セルビアは環境保護と循環型経済、グリーントランジションに責任をもって取り組んでいることを示す事ができていると語りました。また、セルビアに長く拠点を置いてビジネスを展開する伊藤忠商事の更なる事業展開は、現在日本からの投資が拡大しつつあるセルビアに対する日本での経済分野での更なるプロモーション、投資拡大に貢献するものだとの評価、期待がなされました。